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知らないと損するビジネス略語 「S1」って一体何だ!?

略語の多い言語

インドネシア語は日本語に似た特徴をいくつか持っています。「同じ単語を二度繰り返して意味を強調」や「主語を飛ばしても会話が成立する」という要素もそうですが、何より「略語が多い」という点が目立つ言語です。

従ってある程度勉強を重ねたとしても、ニュース記事に突然出てくる略語の意味につまづいてしまうことがしばしばあります。例えば、以下の記事。

>外国人労働者はS1必須(Tempo)

http://www.tempo.co/read/news/2015/04/22/090659693/Indonesia-Syaratkan-Karyawan-Asing-Lulusan-S1-Jepang-Protes

このニュースは、インドネシア政府が外国人労働者に対して「S1」以上を要求し、そうでなければ就労ビザは発行しないという内容。それに日系社会が「D2やD3も受け入れないとビジネスに差し支える」と反発しているようです。

記事の中に「S1やD2はこういう意味」という記載は一切ありません。意味を知らない外国人は困惑してしまいます。

「S1」の意味

実はこの話、外国労働者の学歴について言及している内容です。

S1とは「sarjana 1(sarjanaは学士の意)」の略で、平たく言えば四年制大学卒業者です。インドネシアでは、学歴をたった二文字か三文字の略語で表してしまいます。

S1 四年制大学卒業

S2 大学院卒業

S3 ドクター

D1 一年制専門学校卒業

D2 短期大学卒業

D3 三年生専門学校卒業

SMK 高等専門学校卒業

労働事情の差

この知識を踏まえて、再び上の記事を読んでみましょう。

年々厳しくなるインドネシアでの就労条件ですが、それは同時に日尼の労働事情の違いも表しています。日本では高専卒業者や特殊免許所有者は「絶対に飢えない」と言われ、時として大卒者以上に優遇されることもあります。ですが、インドネシアは純然たる学歴社会。「高給を取るのは職人よりも学士」の世界です。

そうした理由で、日尼の業界間では時折カルチャーギャップによる摩擦が発生します。

日本は学歴よりも職人的スキルを重要視する国。

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