インドネシアのポカリスエットのアニメCM、「新海っぽい」と話題に!

インドネシアで9月に公開され、大きな話題になったCMがある。

それは、ポカリスエットのCMだ。

1分程度のアニメ動画で、かなりクオリティーが高いことで評判になっている。

「新海アニメ」のようなCMが大好評

このCMは、現在ポカリスエットがインドネシアで展開している『Bintan SMA』という企画に関連しているものだ。

主人公はジャカルタに住む男子高校生レザと、バリ在住の女子高生アユ。スマートフォンで連絡を取り合う中、レザがアユにジャカルタへ行くことを勧めるが、アユは思案しているという内容だ。

この動画は「新海誠監督の作品に似ている」と評価されている。

まず、描写がかなり細かい。スマホでやり取りするシーンをよく観察すると、スマホの液晶画面に傷がついていることが分かる。正確には液晶画面の上に貼った保護シート表面の傷だが、これだけでキャラクターの生活感が表現されている。

そして、アユが海辺に立つシーン。実際のアユは起立しているが、海水に映された彼女の姿は座っている。悩めるアユの心理を見事に表現した部分と言える。

水や汗が玉になって弾ける描写も、高校生の爽やかな雰囲気が伝わるよう工夫されている。まるで映画のような妥協のないクオリティーに、高い評価の声が集まっている。

バリ島の会社が制作

現地報道によると、このアニメCMはバリ島デンパサールに所在するTimeline Studioが制作したという。

このTimeline Studioは決して有名な制作者というわけではなく、公式サイトも見当たらない。ジャカルタではない地方都市の制作者が突如として「新海チックのアニメ」を世に出したことも、現地では驚きをもって迎えられた。

東急不動産もアニメCMを配信

現地で9月に予告編の公開されたアニメCMも紹介しよう。

東急不動産のジャカルタ中心部の分譲マンション『BRANZ Mega Kuningan』のCMである。繊細な描写が目を惹く。

また、2年前にも「インドネシア製のアニメCM」が大きな話題となったことがある。ライドシェアGo-JekのCMだ。制作を手がけたのは現地系のRenaria Animationである。

インドネシア製のアニメは、日本の影響も受けながら年々とレベルを上げていると言える。今後もクオリティーの高いアニメが続々と制作されていくだろう。

【参考・動画】
Bintang SMA-Pocari Sweat
TVC POCARI SWEAT - Bintang SMA-YouTube
Go-Video 2017_little things_Jun-D-YouTube
Anime Trailer of BRANZ Mega Kuningan - OFFICIAL PREVIEW-YouTube