インドネシアのライドシェアGO-Jekがオンラインゲーム市場に参入

今月、インドネシアのライドシェアサービスGo-JekがゲームサービスGo-Gamesを公開した。

インドネシアでは通信インフラの整備と共に、オンラインゲームのプレイヤーが増加しており、2020年には利用者数が1億人に到達するという試算もある。インドネシア政府もオンラインゲームの大会を主催し、プロゲーマーの育成を後押ししている。

そんな中で、Go-Jekがゲーム市場に参入した。

Go-Payで課金可能に

Go-Games では、Go-Jek独自の電子決済Go-Payでゲーム内課金ができる。インドネシアでも絶大な人気を誇るMobile LegendsやPUBG Mobileなどでアイテムを購入する際、Go-Payの残高を活用することができるのだ。

現状、Go-Gamesでの課金に対応しているプラットフォームは18。個別のゲームタイトルのみならず、プレイステーションストアカードやPCゲーム配信サービスSteamとも連携している。

手順はシンプルで、項目をタップすれば以下のような画面が表示される。

これはSteamの課金メニューだが、最低チャージ金額は8000ルピア(約61円)に設定されている。Steamは日本円で100円以下のゲームも多く配信しているため、この金額設定でも問題はないはずだ。

また、Go-Gamesではゲームの攻略情報も掲載されている。

スマホ中心のeスポーツ発展

9月8日、ジャカルタ市内でGo-Gamesのローンチイベントが開催された。

このイベントの様子は地元メディアのKompas.comが動画配信している。

地元の有名eスポーツ選手なども招いたこのイベントでは、オンラインゲームのコンペティションも実施された。このコンペティションで使われたのは、PCではなくスマートフォンだった。

高性能のGPUを搭載したゲーミングPCは非常に高価でどこにでも持ち運べると言い切れるものではなく、インドネシアのeスポーツ発展は、ゲーミングPCではなくスマホの普及と共にあると言ってもいいだろう。

eスポーツの大統領杯も

インドネシアでは今年初めに、Mobile Legendsの大統領杯が開催された。Mobile LegendsはMOBAというジャンルのタイトルで、その内容は5対5の陣取り合戦だ。ルールとしては単純だが、高度な戦略性と協調性が求められる。

そのMOBAが、インドネシアでは大人気だ。現地通信キャリアTelkomselも独自のMOBAをスマホ向けに配信している。

各企業もゲーム内広告を出すようになり、中にはeスポーツの大会を開催する政治団体もあるほどで、それだけインドネシアには若年層の国民が多いということでもある。

【参考】
Go-Jek
Lawan eSports Pro Player Belletron, Mitra Gojek Ikut Meriahkan Acara Launching GoGames-Go-Jek