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企業倫理の証・製品規格「SNI」について

箱の裏のSNIマーク

日本に「JIS」 、「JAS」というものがあります。

これは消費者保護の観点から設置されている製品規格で、平たく言えば各社の提供する商品に我が国が与える安全マーク。「これは粗悪品ではありません」という証明です。

インドネシアでも、そうした製品規格が存在します。「SNI」がそれです。

インドネシア政府は、指定の製品全てにこのSNIマークの取得を義務付けています。SNIは日本のJIS、JASなどよりも適用範囲が広く、工業品や食品、加工品、運営システムにもSNI認証が求められます。

筆者は先日、知り合いの男の子のクリスマスプレゼントを買うためショッピングモールに出かけました。おもちゃ売り場で日系メーカーの商品を手に取り、裏側をめくってみるとSNIのシールが貼り付けてあります。

大手のおもちゃメーカーの製品は、正規流通のものであるならば必ずSNIを取得しています。

やっぱり100パーセントではない

ですが、ここはやはりインドネシア。政府のお達しがあるからといって、一筋縄で行く国ではありません。

実は国内市場に流通している規格対象商品の40パーセントが、SNIマークを取得していないというのです。

>SNI認証、4割の製品が未取得(VIVA)

http://bisnis.news.viva.co.id/news/read/714396-hanya-60-persen-produk-sesuai-standar-nasional-indonesia

それに加え、すでに義務化されているインドネシア語ラベルの記載も全ての製品でなされているわけではありません。法律を遵守していない企業も、多く存在します。

さらに言うなら、上記の記事はあくまでも政府発表をまとめたもの、はっきり言えば「大本営発表」です。未認可の違法輸入品、海賊版製品などが津波のように溢れているインドネシアにおいて、SNI認証とインドネシア語ラベルをきちんと貼っている正規品はむしろ少数派のように思えます。

SNIマークと安全性

実は日本でも、「工業規格を取得していない自転車」が問題提起されています。

ネットオークションで出回るスポーツバイクや折りたたみ自転車は、そのほとんどがJISやBAAを取得していないというのです。業者が自主的に安全テストを行っているわけでもないので、そうした粗悪な自転車が走行中に故障し事故を起こしてしまうという例が相次いでいます。

そうしたことは、当然インドネシアでも発生していると思われます。SNIマークの取得は、企業倫理を問われる問題でもあるのです。

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