さよなら渋滞 念願の空港行き都市電鉄、来年稼働

空港路線開通へ

ジャカルタの渋滞は世界一。

イギリスの潤滑油製造大手カストロールは、独自の調査の結果ジャカルタの渋滞が調査都市の中で最も深刻という結論を出しました。

渋滞最悪はジャカルタ 世界78都市で調査(産経ニュース)

http://www.sankei.com/world/news/150209/wor1502090017-n1.html

問題提起されて久しいのに、未だ解決の光が見えない渋滞問題。初めてジャカルタを訪れた人は、ラッシュ時のあまりの混雑さに誰しも霹靂してしまうほどです。

そんな中、渋滞緩和に向けた有効策となり得るニュースが舞い込んできました。スカルノ・ハッタ国際空港に、ジャカルタ都市電鉄の駅ができるというものです。

>国際空港に鉄道駅 2016年から(Liputan6)

http://news.liputan6.com/read/2188098/kereta-bandara-soetta-beroperasi-mulai-april-2016

この記事によると、スカルノ・ハッタ空港への延線工事は今年6月から開始され、運行は来年4月の予定です。

市内〜空港間アクセスの現状

今この時点では、ジャカルタ市内とスカルノ・ハッタ空港とのアクセスはバスかタクシーしかありません。最もポピュラーな交通手段は、ダムリ社が運行するバスです。こちらはジャカルタ市内各地で発着便があり、何と車内WiFiを設けています。その利便性については申し分ありませんが、やはり怖いのは渋滞です。特にこれから飛行機に乗る人にとっては、空港までの移動手段がバスしかないというのは実に心許ないもの。

これが電車ならば、当然その心配はありません。さらにジャカルタ都市電は最近、SONYのICテクノロジー『FeliCa』を採用するなど、利便性を向上させています。

>インドネシアの鉄道事業者KCJがソニーのFeliCa採用(Wirelesswire News)

http://wirelesswire.jp/compass_for_global_communication_industry/201502131809.html

切っても切れないジャカルタと日本の関係

先日、Walkersインドネシアではジャカルタの地下鉄車両製造を日本の企業が受注したというニュースをお伝えしました。

今ある都市電も、そこで稼働している車両は日本からの中古車です。こうして見るとジャカルタのインフラ整備は日本からの影響が非常に大きく、また我々日本人は同地の事業に対してより真摯な態度で向き合わなければならないということを再確認させられます。

東南アジア屈指の大都市ジャカルタは、日々確実に進化しています。我々はその最先端で、現地市民と共に新しい道を敷いているのです。

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