インドネシアの到着ビザ、2019年5月に50万ルピアに料金改定

インドネシアに観光目的で入国する場合、30日以内の滞在であればビザが免除されるが、商用目的の場合はビザが求められ、空港でアライバルビザ(以下VOA)を取得する必要がある。

今年4月までは35米ドル(約3800円)だったが5月よりこの手数料が改定され、50万ルピア(約3780円)になった。

商用渡航で取得するビザ

VOAは30日以内の滞在で、延長は1回のみ可能で、この場合の手数料は35万5000ルピア(約2680円)である。

注目すべきは、VOA支払いのための通貨が米ドルからインドネシアルピアになったという点だ。

イミグレーションでは外貨での支払いにも対応しているが、実際のレートよりも不利な換算金額で徴収されるようだ。これは時期や空港によって異なる可能性がある。

VOAを巡るトラブルも

インドネシアのVOAに関しては日本の外務省から注意喚起が出されている。

以下、外務省の海外安全ホームページから抜粋する。

到着時にVOAを取得する場合,ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港及びバリ島のングラ・ライ国際空港等では,査証取得カウンターで手数料を支払い,領収書を受領後,入国審査ブースへ進み,旅券(パスポート),領収書を入国審査官に提示し,VOAステッカーを貼付してもらいます。同空港以外では,従来どおり,入国審査カウンター手前の銀行カウンターにおいて査証料を支払い,到着査証カウンターにおいて,パスポートにスタンプ又はステッカーが貼られることにより査証が発給されます。VOAで入国した場合,他の滞在資格への変更は認められません。
空港でVOAを購入したにもかかわらず,パスポートにVOAのステッカーが貼られないケースや,パスポート上にビザ免除での入国印(VISA EXEMPTION)が押印されてしまったケースがあるため,VOA購入時には,必ず米貨35ドル(筆者注・現在は50万ルピア)の領収書を受け取り,入国審査時に必ずVOAステッカーが貼られていることを確認してください。また,領収書は領収日付が誤っていないか確認の上,出国まで保管してください。(海外安全ホームページより)

太字の部分に注意していただきたい。これと同様の留意事項が、在インドネシア日本大使館のサイトにも以下の通り記載されている。

最近、空港においてVOAで入国したにもかかわらず、パスポート上にVOAのシールが貼られないケースや、パスポート上にはビザ免除での入国印が押されてしまったケースが少数ながら発生しました。
インドネシア入国管理当局には、このようなミスが起きないように当館より申し入れを行っておりますが、ご滞在中のトラブル回避のため、VOAを申請された際は、必ずVOAシールが貼られていることを確認するとともに、35ドルの領収書を受け取り、念のためご出国まで保管することをお勧めします。(在インドネシア日本大使館公式サイトより)

もしもVOAのシールの貼り忘れにあとから気付いても、領収書があれば出国時にそれを提出して不法行為をしていないことを証明できる。念のために領収書はしっかりと保管しておいた方が良いだろう。

違法就労に厳しい入国管理局

複数回インドネシアへ渡航している人は、入国時にその目的を何度も聞かれることもある。これは特にジャカルタでありがちなトラブルで、単純に入国履歴だけで違法就労を疑われてしまうという例だ。

一方で、外国人観光客の多いバリ島のイミグレーションはそういうトラブルは比較的少なく、最近ではカウンターに防犯カメラも設置されているため、管理官による賄賂要求もなくなった。

入国の際は出国用チケットの提出が必要となるケースが多く、日本で予めプリントアウトしておいた方がいいだろう。

【参考】
海外安全ホームページ
在インドネシア日本大使館