ジャカルタ州知事選挙 4月の決選投票へ持ち越しか

※画像はYouTubeのスクリーンショット

ジャカルタ州知事選挙は、混戦の模様を呈してきました。

現職のバスキ氏は、先ごろの投票で1位の得票数を獲得。ですがこの選挙は過半数の得票率を取る必要があり、今回はいずれの候補も50%に達しなかったとのこと。

激闘の選挙戦は、まだまだ続きます。

2陣営が拮抗か

まず最初に、現時点で報道されている投票結果はあくまでも出口調査によるものということを明記しておきます。正式な開票結果は、来月上旬発表予定です。

ただし、出口調査とはいえ大まかな結果はすでに見えています。現職バスキ氏と教育文化相を経験したことのあるアニス氏が票を分け合い、ユドヨノ前大統領の長男でもあるアグス氏が伸び悩んだとのこと。

>ジャカルタの知事選挙 決選投票の見通し(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170216/k10010878391000.html

一方、地元メディアや民間の調査会社が行った複数の出口調査では、いずれもバスキ氏が得票率43%前後とトップで、続いてアニス氏が39%前後、アグス氏が17%前後となっています。(NHKの記事より引用)

つまり、今後は選挙戦から脱落したアグス氏の得票を2陣営がどう回収するかというのが争点になります。

根強いアホック支持層

※画像はYouTubeのスクリーンショット

バスキ氏は現在、「宗教を冒涜した」という罪で激しく追求されている人物でもあります。

そのため、ジャカルタ市内では大規模な「反アホックデモ」が発生。ただし一方で、バスキ氏の支持者も根強く存在し、アンチ集会に負けない規模の支持集会も行われています。

以下の動画は、総合格闘家でバスキ氏の従弟でもあるマックス・メティーノ選手の応援演説。

この中でマックス選手は、バスキ氏の洪水対策について論じています。今や毎年のように洪水に見舞われているジャカルタですが、その中でバスキ氏は様々な治水対策を打ち出しています。

>モール裏は洪水拡大 開発で排水能力低下 南ジャカルタ・クマン(じゃかるた新聞)

http://www.jakartashimbun.com/free/detail/31352.html

また、先日Walkersインドネシアでもお伝えしたカリジョド地区再開発を評価する声もあり、バスキ氏の人気を窺い知ることができます。

予測不可能の戦い

とはいっても、選挙戦はどちらにとっても予断を許さない状況です。

アグス氏に集まった票は、決選投票ではバスキ氏ではなくアニス氏に流れるという見方もあり、結果は最後まで分からない状況です。

さて、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか。

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