ジャカルタの「カバン通り」を取材! 大型ケースが飛ぶように…

インドネシアが豊かになるにつれ、海外旅行に出かける市民も着実に増えています。

そこで需要が増えているのが、旅行カバン。今、大型のスーツケースやトラベルバッグの需要が右肩上がりで伸びているそうです。

しかもジャカルタには、カバンばかりを売っている市場が存在するとのこと。今回Walkersインドネシアは、中古カバン店が軒を連ねるというスラバヤ通りを取材しました。

大きなカバンが大量に

鉄道チキニ駅を降りて西へ行くと、骨董品屋で有名なスラバヤ通りがあります。昔のヨーロッパ製の機械や陶器、置物などが売られているこの一帯をさらに南へ歩くと、今度は店内カバンで埋め尽くされた光景に遭遇します。

売られているカバンは明らかに中古のものから真新しいもの、そして安っぽいミシン目の偽ルイ・ヴィトンや子供用バックパックなど、品揃えは豊富です。さらに革靴や時計なども取り扱っていて、どうやらここは「カバン通り」というよりも「皮革製品通り」らしいということが分かってきます。

この日は日曜日。通りのいくつかの店舗ではお客さんが真剣な表情で値段交渉に臨んでいます。もちろんそのお客さんは、一人の例外もなく現地市民です。

筆者の目の前でも、大きなカバンが2個売れました。購入者の方は「断食明け休暇に家族旅行へ出かける」とのこと。

拡大する需要

近年、ホームセンターでも旅行カバンの取り扱いが増えていますが、新品の半値以下で買える中古カバンの需要は非常に根強いようです。

それもインドネシアの場合は、「旅行は家族で行くもの」という意識もあってか求められるカバンも非常に大きなものばかり。話に聞くと、嵩に余裕のあるキャリーケースがやはり一番の売れ筋だそうです。

また、店の人は「本物だ」と言い張る高級ブランドバッグも、キャリーケースに次いで売れているとか。

こうした専門店は、インドネシアでは複数の店舗が一箇所に集中しやすいという傾向が見て取れます。スラバヤ通りには金物店と皮革店の集合体がもともとあって、それが時代に応じて売れ筋の商品を店頭に並べたら「カバン通り」になってしまった、というのが真相ではないでしょうか。

いずれにせよ、こうした「中古品需要」はこれからも拡大していくものと思われます。

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